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修成建設専門学校で出前講座を実施
今年は修成建設専門学校で以下の日程で出前講座を実施しました。
◯日時:令和5年11月10日(金) 9:00〜16:10
◯実施:修成建設専門学校 住環境リノベーション学科 1年生 14名
◯内容:シーリング工事座学及び実技実習(1年)、床土間目地シーリング施工(2年)
【修正建設専門学校出前講座カリキュラム】
午前中、萬谷理事長の開校挨拶で授業が開始されました。
「おはようございます。
本日は、シーリング防水作業、シーリング防水工事を勉強していただきます。
シーリング防水とは、例えばコンクリートの壁には窓とか色々な部材が付きますが、その部材と部材の間には必ずシーリング防水を施す必要があります。身近なもので言いますと室内では、流しまわりとか洗面化粧台の水回りの防水にシーリング防水を施します。施工場所によって材料は異なりますが、意外と身近にある工事となります。
本日はそのシーリング防水を学んでいただき、将来、シーリング防水の業界で皆さんと一緒に働けたら嬉しいですし、また、違った建築の世界へ行かれてもシーリング防水は必ずありますから、一つの知識となると思いますので、頑張って聞いて頂きたいと思います。本日はよろしくお願いいたします。」
萬谷理事長挨拶
次に、山崎委員、埜田委員、真野委員より座学によるシーリング防水工事の講義を実施しました。講義内容は、シーリング工事について、会社の仕組みについて、安全保険について、お金についての各課題について各委員から具体的に説明されました。
座学による講義の様子
これとは別に2年生による「床土間の目地シーリング施工」の授業について笹崎委員長、廣瀬委員、植田委員、小鯛委員が実技講師として授業に参加しました。
床土間の目地シーリング施工の様子
午後からは、笹埼委員長の解説、徳重委員の実技によるシーリング防水工事の講義、学生による実習が4班に分かれて実施されました。
実習内容は下地処理、バックアップ材の取り付け、テープ養生、プライマーの塗布、シーリング材の充填と打ち込みなど作業を一通り体験するものです。各班には1名の組合員が講師となり実技指導を行いました。
笹埼委員長、徳重委員による実技講義
学生さんの実習の様子
受講した学生全員が、積極的に、真剣に実技に取り組んでいました。また、講師に積極的に質問をしている姿も印象的でした。実技講義の後、生徒を代表して、委員長からお礼の言葉を頂きました。
生徒代表の挨拶(長坂 海斗委員長)
「本日はこのような貴重な体験を、ありがとうございました。職人さんが目の前でやってくれたこのきれいなものと違って、自分らはきれいにできなくて、改めて職人さんの凄さを知りました。将来このような職業に就くかどうかわかりませんが、今日やったことを生かしてこれからの進路選択に加えていきたいと思います、本日はありがとうございました。」
生徒代表挨拶(長坂 海斗委員長)